旭川市見どころ:雪の美術館(休館中:優佳良織工芸館・国際染織美術館)
旭川市の北海道伝統美術工芸村。https://yukibi.marryblossom.com/
大雪山連峰と旭川市街を一望できる丘にある北海道伝統美術工芸村は旭川の染織工芸である「優佳良織(ゆうからおり)」を中核に各々特色ある三つの館で構成されており旭川の代表的な観光スポットになっております。
○雪の美術館:雪と氷をテーマに造られた美術館。ヨーロッパの古城を想わせる建物で館内には氷の回廊や雪の結晶パネルなど雪に関する資料も展示。その他2万8千号の天井画を有する音楽堂などファンタジックな世界を堪能できる。
≪平成28年12月1日より、優佳良織工芸館・国際染織美術館の2館は長期休館となります。≫
○優佳良織工芸館:北海道の美しい自然(摩周湖・流氷・ハマナス・白鳥など)をテーマに染色手織りした優佳良織の作品を展示販売している。
○国際染織美術館:世界各地の染織品を展示している染織専門の美術館。
※「優佳良織」は、旭川市の染織作家・木内綾氏が創作した、北海道独自の染織工芸。羊毛を素材にし、一つの作品に200から300もの多彩な色を使うことが特徴です。
1980年に開館した「優佳良織工芸館」は、優佳良織の歴史と作品を展示。色鮮やかな作品の数々は、流氷やハマナス、ナナカマド、摩周湖など、北海道の自然の美しさがテーマとなり、北国の四季を感じることができました。
※1986年に開館した「国際染織美術館」は、世界と日本の優れた染織工芸品を展示しています。染織学の権威として知られる上村六郎氏(日本染織文化協会名誉会長)のコレクションを引き継ぎ、各国の民族衣装や、日本各地の伝統工芸品などを多数収蔵。このような染織専門の美術館は、日本唯一のものです。毎年開催する企画展は、染織だけでなく、ファッションやデザイン、民族学、歴史などに興味がある方も楽しめる充実した内容となっておりました。