フィリピンの果物が食べたい Vol.1

2020年06月27日

世界の果物等生産量、調べてみました。

世界のココナッツ生産量(フィリピン2位)
1 インドネシア 18,555,371
2 フィリピン 14,726,165
3 インド 11,706,343

世界のパイナップル生産量(フィリピン2位)
1 コスタリカ 3,418,155
2 フィリピン 2,730,985
3 ブラジル 2,650,479

世界のカシューナッツ生産量
1 ベトナム 2,663,885
2 インド   785,925
3 コートジボワール
※4 フィリピン

世界のバナナ 生産量
1 インド 30,808,000
2 中国  11,221,700
3 インドネシア 7,264,383
※6 フィリピン

世界のマンゴー・マンゴスチン・グアバ生産量
1 インド 21,822,000
2 中国   4,845,442
3 タイ   3,791,208
※16 フィリピン

世界のパパイア生産量
1 インド 5,989,000
2 ブラジル 1,060,392
3 メキシコ 1,039,820
※13 フィリピン

世界のコーヒー豆 生産量
1 ブラジル 3,556,638
2 ベトナム 1,616,307
3 インドネシア 722,461
※18 フィリピン

世界のカカオ生産量
1 コートジボワール 1,963,949
2 ガーナ 947,632
3 インドネシア  593,832
※24 フィリピン

「ココナッツオイル」、「ココナッツワイン」「ココナッツウォッカ」「ココナッツスピリツ」※https://www.cocowell.co.jp/coconuts/
パイナップル
期待される効能
疲労回復、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、消化促進
パイナップルにはマンガンとビタミンB1が比較的多く含まれています。マンガンは骨や間接の形成やエネルギー生成などに働き、ビタミンB1は疲労回復に役立ちます。また、カリウムも多く含まれているので高血圧予防や動脈硬化予防などに効果が期待できるでしょう。
パイナップルの果汁には「ブロメライン」というタンパク質分解酵素が含まれています。これは肉をやわらかくする効果があり、肉と一緒に食べることで消化を促進してくれます(※ブロメラインは加熱すると失われます)。なお、未熟な果実には針状結晶の「シュウ酸カルシウム」が多く含まれていて、舌がヒリヒリしたり口の中が荒れることがあるので注意してください。

グアバの栄養と効能
期待される効能
風邪予防、美肌効果、がん予防、貧血予防、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防
グアバは風邪予防や美肌効果のあるビタミンCが多く、またカリウムも豊富に含まれるので高血圧や動脈硬化などの予防効果が期待できるでしょう。赤肉種は抗酸化作用があるとされる「βカロテン」を含むので、老化抑制やがん予防に効果が期待できます。
グアバの葉を使ったグアバ茶がありますが、グアバの葉には「タンニン」や「ケルセチン」などのポリフェノールが含まれていて、血糖値の上昇を防ぐ効果があるといわれています。

マンゴーの栄養と効能
おもな栄養成分(可食部100g中)
βカロテン(610mcg)、葉酸(83mcg)、食物繊維(1.3g)、カリウム(170mg)
期待される効能
美肌効果、がん予防、貧血予防、便秘改善、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防
マンゴーは、体内でビタミンA(レチノール)に変わるβカロテンの量が多いのが特徴です。βカロテンは、細胞の老化を抑える抗酸化作用があるので肌の健康維持や、がん予防に効果が期待できます。
また、貧血予防によいとされる「葉酸」や、腸の働きを整える食物繊維も多めです。
ナトリウムの排出を促進するカリウムも比較的多く、高血圧や動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞などの予防にも作用します。

マンゴスチンの栄養と効能
おもな栄養成分(可食部100g中)
ビタミンB1(0.11mg)、マンガン(0.35mg)
マンゴスチンは、炭水化物を分解してエネルギーに変換するビタミンB1と、骨の形成に役立つマンガンがやや多めですが、そのほかにはこれといって突出した栄養素はありません。今のところは一般的な果物と同等の栄養価ですが、研究が進めば機能性に優れた栄養素が見つかる可能性もあるので期待しましょう。

パパイアの栄養と効能
おもな栄養成分(可食部100g中)
βカロテン当量(480mcg:黄肉種)、葉酸(44mcg)、ビタミンC(50mg)、マグネシウム(26mg)
期待される効能
貧血予防、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防、風邪予防、美容効果、糖尿病予防、骨粗しょう症
パパイア(黄肉種)の色素にはビタミンA(レチノール)として働くβカロテンが多く含まれています。βカロテンには抗酸化作用があるので、脳梗塞や心筋梗塞などの予防に効果が期待できます。またがん予防に効果があるといわれるβクリプトキサンチンも豊富に含まれています。
一方、赤肉腫である「サンライズ・ソロ種」の場合はリコピンが多いのが特徴です。リコピンはビタミンAとしては働きませんが、抗酸化作用があり発がん性物質を抑える効果があるといわれています。
また、パパイアには妊婦や貧血気味の人に必要な「血を作るビタミン」である葉酸が多く含まれています。さらに風邪予防や美容効果が期待できるビタミンCや、糖尿病や骨粗しょう症の予防に期待できるマグネシウムも比較的多く含まれています。
沖縄料理などに使われる未熟果「青パパイア」には、タンパク質分解酵素である「パパイン」が含まれています。肉料理を食べた際の消化促進に一役買ってくれるでしょう。なお、パパインは熟す段階でどんどん減っていくので、完熟したパパイアにはあまり含まれていません。


ドラゴンフルーツの栄養と効能
おもな栄養成分(可食部100g中)
カリウム(350mg)、マグネシウム(41mg)、葉酸(44mcg)
注目成分
ベタシアニン(レッドピタヤ)
期待される効能
高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、貧血予防、がん予防(レッドピタヤ)
ピタヤにはナトリウムの排出を促すカリウムが多く含まれているので、高血圧予防に効果が期待できます。葉酸も比較的多いので妊婦の方や貧血気味の方にもおすすめです。また、果物の中ではマグネシウムの含有量が最も多く含まれています。それほど大きな効果は期待できませんが、歯や骨の形成などに役立つでしょう。
レッドピタヤの赤い果肉の色は、「ベタシアニン」という色素によるものです。ベタシアニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用により、がんを抑制するともいわれています。


ドリアンの栄養と効能
おもな栄養成分(可食部100g中)
カリウム(510mg)、マグネシウム(27mg)、リン(36mg)、銅(1.9mg)、葉酸(150mcg)、ナイアシン(1.4mg)、ビタミン B1(0.33mg)、ビタミンB2(0.2mg)、ビタミンB6(0.25mg)、ビタミンC(31mg)
期待される効能
貧血予防、疲労回復
ドリアンはとても栄養価の高い果物です。マグネシウムやリン、銅など体の機能を維持するために欠かせないミネラル分が豊富。血液を作り貧血予防に役立つ葉酸や、代謝を促進し血行をよくして冷え性を和らげるナイアシンも他の果物と比較して多く含まれています。
また、エネルギー変換に必要なビタミンB1は果物中でトップクラス。細胞の再生を促進するビタミンB2もアボカドとほぼ同じぐらい含まれています。ビタミンB1は疲労回復に、ビタミンB2は皮膚や爪などの再生に期待できるでしょう。
高血圧予防に効果があるカリウムがアボカドに次いで多く含まれています。ただしドリアンは高カロリーのため、すでに病気を患っている方は、食べる前に必ず医師に相談してください。
さらにドリアンはアルコールとの食べ合わせが悪く、死亡例があるといわれています。これには科学的な根拠はなく、真相は明らかになっていませんが、「死亡例がある」といわれている以上、無理してこれに逆らう必要もないでしょう。ドリアンとお酒の組み合わせには十分注意してください。






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